2025-09-18 / news /
私の苗字「蓮溪」は、
全国でわが家だけとも言われる珍しい名前。
湖北の地で日々蓮の畑に
手を合わせながら暮らす中で、
蓮は特別な存在となっています。
仏さまのご誕生の地に咲くことからも、
ご縁深い花です。
9月7日、蓮と満月が重なる日。
書家・奥田先生と共に「蓮を想ふ会」を催しました。
▶ 奥田先生の振り返りをシェア
養生のひとさらと、思いの書
早朝に蓮の湖で手を合わせた後は
「今を想う養生メニュー」を。
全国から集まってくださった皆さまへ、
サプライズで届いた太刀魚を
NouvelleSHOJIN風のカルパッチョに仕立てました。
一品一品に物語を込めた料理
グラス仕立ての前菜。
蓮の葉に見守られるテーブル
静かな時間の中で、
蓮の映像を見ながら一人ひとりが
「蓮」という文字に思いをのせ、
詩や俳句をしたためました。
赤い毛線を引いた大きなテーブルを囲み、
大人が真剣に書と向き合う姿はとても尊いものでした。
奥田先生と共に、書と食で紡ぐひととき
気づけば夕刻を過ぎ、満月が東の空に浮かぶ時間。
時を忘れる、不思議で静謐なひとときとなりました。
私が詠んだ句
『蓮華界映る湖面に端はなし』
果てしなく広がる蓮華と湖面に映る空の青。
ボーダレスな景色を精進料理の哲学や
人生観と重ねて詠ませていただきました。
今年の夏は、
自分にとっても新たな挑戦と深まりの夏となりました。
今後のご案内
✨ 大人の家庭科のようなお料理教室「iPPo」
野菜と丁寧に向き合う月一回のレッスン。
食べること・作ることが自然に整う時間です。
▶︎ 詳細・お申し込みはこちら
lit.link/NouvelleSHOJIN
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
蓮と満月が照らした余韻を胸に、
これからも「時を忘れるような」時間を紡いでまいります。
NouvelleSHOJIN
蓮溪 邦枝